近隣住民:「(修容疑者は)車から降りないで明かりをつけて何時間もいたことが多かった。7月に入ってからだと思いますけど、夜中も車置いていないこともあった」
事件発生の後、仕事から自宅に帰らないこともあったという修容疑者。
実際に、逮捕された場所はネットカフェでした。
近所とトラブルはなく、静かに暮らしていたと見られていた親子3人にいったい何があったのでしょうか?
死体遺棄などの疑いで逮捕・送検された田村 瑠奈容疑者(29)ら親子3人は、共謀のうえ、7月1日深夜から2日未明にかけて62歳の男性の首を刃物のようなもので切断し、頭部を持ち去った疑いがもたれています。
8月1日夜、事件現場に行くと発生当時にあった規制線は無くなり、ホテルも営業していました。今回の事件、関心を集めたのは、「親子の関係性」です。
札幌市民:「不透明な部分が多すぎる。誰が指示したのかはっきりしてほしい」
札幌市民:「耐えられないくらいその人が憎くて、殺してしまいたいってときは
親に止めてもらいたい」
札幌市内の病院で精神科医を勤めていた父親の修容疑者。
娘の瑠奈容疑者を車でホテル付近まで送迎したとみられています。
親子3人の関係性について、犯罪心理に詳しい東京未来大学の出口保行教授は…。
東京未来大学 出口 保行 教授:「親子関係を見る中で過保護であった、甘やかしがあったとみることができる。家族全体がいびつな価値観、ゆがんだ価値観を持っていたのではと推測される」
事件発生から8月2日で1か月。
警察は親子3人がそれぞれどのように事件に関わっていたかを慎重に捜査しています。
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